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引越業者の選び方

どんなサイトを覗いても複数の業者から見積もりを取ることを勧めています。
 確かにその通りなのでしょう。

でもその前に、見積もりを取って「何を比べるのか」を決めておかないといけないのでは?
 複数社から見積もりを取るのは手段で、目的は他にある筈ですから。

それを曖昧にしていると、聞くべき事を聞き逃していたり、破格の料金提示に心が乱されたり、
意外なオプションに心を揺さぶられたりして、比較する基準がバラバラで、
複数社から見積もりを取って比べる意味がなくなるように思うのです。

引越しするのは「あなた」で、目的は「あなた」が持っていて、一般的なマニュアルの中に参考意見はあっても
目的は「あなた」が持っておられるのです。

それさえ整理しておけば「聞き逃してはいけない事」「内容が変わらないなら料金の安いところ」
「自分にとって魅力ある付帯サービスのあるところ」を選べばいいように思うのですが。

そういう前提でこの記事を読んでいただけたら光栄です。

では始めましょう。

「あなたの」望む引越しは?
  1. とにかく安く
  2. 新居への引越しなので細心の注意を払って、キズがつかないように
  3. 準備・梱包に時間を割けないので効率的に
  4. 時間厳守で短時間に
  5. 貴重品、骨董品を安全に
  6. 観葉植物・ペットも運んでほしい
  7. 女性の一人暮らしなので盗聴器・カメラのチェックも、梱包は女性にして欲しい
  8. 一人で荷物も少ないので簡単に済ませたい
多分、要望は一つでなく複数になるのでしょうが、それでも順位付けをしながら、上にないものもあるでしょうから御自分で書きだして下さい。

1.の料金を優先するなら
  • フリー便・午後便を選ぶ・・・・・フリー便とは日にちだけが指定できるもの。午後便は午後であることだけが決められたもので当然時間指定のものより安い。もっと時間に余裕がある時は繁忙期の3月・4月を避け、更に土日・祭日を外し平日に行う。
  • 中小の引越し業者に頼む・・・・・大手よりは安い
  • チャーター便を頼む・・・・・トラックとドライバーのみ手配できる
  • 一括見積もりサイトで料金の相場を掴んだ上で値切る・・・・・いろんなサイトの情報を総合すると値切れるケースが多いようなのでとにかくお願いしてみる。
★注・・・・・引越業者は、車両運送事業法に基づき、運送事業者としての事業免許取得が義務付けられていて、車両のナンバーが緑であることが決められています。又、必須ではありませんが各都道府県のトラック教会に加盟されていない業者さんもおられたり白ナンバーでモグリで営業されているところもあるようです。
ということも承知の上で破格の料金の業者を選ぶ場合は、覚悟が必要です。
しかし、最低でも次の事はチェックしましょう。
  • 万が一の補償・・・・・保険料も含んでいなくて安くしている事が考えられますから確認が必要です。
  • 追加料金の有無を事前にチェック・・・・・・モグリ業者に限らず、当日になってサービスにない料金が発生することはありますが、モグリのそれは不当な料金を請求することがあります。又、このブログの「引越しとトラブル」を参考にして欲しいのですが、見積もり料金を請求したり、手付金などを請求する業者もいるようなので要注意が必要です。
  • エアコンの取り外し・取り付けの確認・・・・・本来こういう家電はオプション料金になっているので通常料金に含まれず、取り残される事もあるので確認が必要です。

2.のように安心・安全を望まれる場合は、
  •  一概には言えませんが、国土交通省が運送事業者としての事業免許取得者に発行する許可番号を有する事業者(因みにこの業者のトラックのナンバープレートは緑色になっている)であり、且つ各都道府県のトラック協会に加盟している業者に依頼することが最低の条件のように思います。
  • 一般的に引越しの料金は、運送費+人件費+梱包費+保険料+オプション+値引き金額で構成されているようですから、複数社から見積もりをお取りになった時に、家具や家屋にキズがつかないような梱包方法・養生・作業人数・万が一の保障についてチェックし、営業マンに質問される事を勧めます。
  • 最近はインターネット上で見積もりが出来るシステムがありますが、インターネットでは概算を把握することを目的とし、やはり業者に来宅の上、家財や家具の量を見てもらった上で、見積もりをしてもらう方がトラブルが少ないようです。
  • 又、前述しました国土交通省に認可を得た事業者やトラック協会に加盟している業者であれば、見積もり料の請求や内金の請求、不当なキャンセル料の請求によるトラブルも少ないと思われるので、このブログの「引越しとトラブル」を参考にして下さい。
  • 但し、引越し先の搬入経路等を確認するために、事前に業者が下見をした場合には、料金は見積もり料として請求されますが、その場合でも事前に了解を得たうえで行われる決まりとなっています。
  • 又、引越し中に見積もりにないサービスを要求し、発生した場合には追加料金が発生しますので、料金の支払い方や時期と伴に確認しておきましょう。
  • 輸送トラックの目安は、2LDKで4tトラック1台、3DKで4tロング1台、4LDKで4tロング1台と2tロング1台。作業員の人数は3DK~4LDKで3~4人程度の作業人数のようです。

3.のような場合は
  • パック料金となるが「どこからどこまで」お任せ出来るのか、どこまで事前準備しておけばいいのかを確認しておかないとトラブルの元となったり、遺失や行方不明の品物が出ることもある。
  • タンスや引き出しの中身をそのまま搬出・搬入する方法もありますが、その場合には中身の固定や方法など誰が行うかの確認もされたい。
  • 又、冷暖房器具の取りつけ・取り外し、ピアノの搬出・搬入、乗用車の運搬、不要物の処理、クリーニングサービスなども一括して依頼する場合にはオプション料金として積算されるのが一般的ですのでこれも確認してください。

4.は多くの方が望まれる事ですが、1.のようなケースを除けば営業マンに見積もりをもらう時点で、確認を含めて念押しするのがいいでしょう。

5.の場合には万が一の場合に保険では保障の限度を超える事も想定されるので、保障の限度額を確認し、場合によっては自分で損害保険に加入することも想定しなければならない。

6.の場合は「引越しとトラブル」の中で触れていますが、業者が拒否できる品物の一つです。業者に事前に依頼し、了解を得られた場合には、料金等確認してください。

7.の場合はオプションとしてそういうサービスを行っているかどうかの確認が必要です。梱包作業員に女性を依頼する場合は作業の内容と範囲の事前確認をしましょう。

8.のような場合は
  • 荷物も少ないでしょうから家電、家具だけを業者に頼みあとは自分で運ぶ方法や
  • 単身パックを利用する(指定されたボックスに積載可能なだけの荷物を運搬)方法や
  • 赤帽さんに頼む方法などがあります。

以上のように自分の目的(ニーズ)にあった引越しのスタイルと相応な料金を得るために複数社から見積もりを取りましょう。